節約 子供のカット代金
子供が小さかったころ、本当にお金がなくて、息子の頭は自分でカットしていた。
正確には、安いバリカンを買って、坊主にしていた。
これはかなりの節約なった。
なぜなら、息子が嫌がるまではこのバリカンを使っていたからだ。
確か2000円くらいであったと思う。
小学生から、中学生になっても頻繁に使っていた。
一台しか買っていなかったのでかなりコスパがよい。
息子は今は自分で床屋に行っているようだ。
学生寮に入ってはいるが、いろいろなお金がかかる。
自分で管理することで、お金を大事に使ってくれるとありがたい。
まだわからないかもしれないが、いずれわかる。
節約して、お金を貯めないと本当に必要な時に全くないでは済まされない。
自分の親が急病になったとき、本当にそう思った。
無駄遣いはしなかったのだが、僻地に住んでいたためバス代金がすごーく必要であった。もうこの時点で、お金はたまりにくい。
そして僻地のため、食料品も高く、プロパンガスしかなかった。
ガソリンスタンドも一件しかなく、ほかの地域よりも高価なガソリンであった。
働く場所はもちろんない。
NHKの衛星放送代金も住んでいる町の取り決めで強制的に払わされていた。
その地域はもう限界集落になっている。
今は家族が住んでいないので安心だが、住む場所でこんなにも貧富の差が大きくなるとは驚きだ。
駅の近くの住民は明らかに持ち物や、服装が違っていた。
本当にお金が必要な人は、親の入院費も苦労する。
節約も大事だが、所得を得ることのできる地域を選び、物価を確認してから住まないと
何かあったときに本当に困窮するのである。