今日の夕飯はキノコの思い出とともに
シイタケはよく買う食材。
焼いて醤油だけでも良い。バターでいためてもおいしい。
ビタミンDと食物セインのためにせっせとキノコを買う。
子供の時はキノコは山でとるものだった。
それはすぐにゴミを取ったり、下の堅いところを取ったり、とにかく手間がかかる。
両親はキノコを採る山を持っていたので、取ることはたやすかった。
どこにどんなきのこが生えるか、熟知していた。
稲刈りの時の父は時々作業を抜け出し、キノコが出ているか山に入っていった。
そして母に、山のどこにキノコが生えているか教えて、私と母にとりに行かせた。
父は山のことをよく知っていた。
自分の山だからだろうが、すごいことだ。
境界線もないのだか。目標物もほぼない。だがキノコの場所はわかるらしい。
ナラタケがたくさん生えたときは持ちきれないくらいとれた。
母とどうやって山を下りるか、話をした覚えがある。
背中のかごの中にも、両手のスーパーの袋もぎしっりはいって重かった。
楽しかった、子供時代の思い出だ。
今はキノコは苦労せずにスーパーで手に入る。
アマンダレやムラサキシメジやズボタケは売っていないけど、今売っていたらきっと買って味噌汁にする。油でいためてもおいしいな。
シイタケを食べると思い出すキノコ採りのエピソードである。